チューブタイヤとチューブレスタイヤ

チューブタイヤとチューブレスタイヤ

こんにちは!今日と明日は武蔵村山店からの発信です!

よろしくお願い致します!

本日のテーマは「チューブタイヤとチューブレスタイヤ」です。

まずチューブタイヤとは、タイヤ内部にチューブが入っているタイヤのことで、自転車のタイヤがいい例です。

チューブにエアーを入れることでタイヤを膨らませます。

チューブタイヤ

一方でチューブレスタイヤは読んで字のごとく、タイヤ内部にチューブがないタイヤのことです。

そのままエアーを入れるだけで走行できます。

注0ブレス

昔の乗用車やトラクター、バス等でチューブタイヤが採用されていますが、今日ではチューブレスタイヤが主流になってきています。

主流って言い方をしてしまうとチューブタイヤが劣っている印象を受けてしまわれがちですが、双方にはそれなりのメリット・デメリットがあるのです。

さて見比べてみましょう!

まずはチューブタイヤから!

メリットとしては

・安価で入手できること

・タイヤやホイールの一部が変形していても、チューブが無事なら走行可能

・空気圧が低くてもその状態で強い衝撃を受けても簡単に走行不能にならない

などが挙げられます。

以上のような特徴からオフロード走行向きと言えるでしょう。

一方デメリットですが、

・釘などを踏んでチューブにまで刺さってしまうと、エアーがその穴からだけでなくホイールのリム回りからも抜けるため、一瞬でぺしゃんこになる

・走ると熱を帯びるが、その熱がチューブ内にこもるため劣化を早める原因となる

などがあります。

そのデメリットをカバーするために作られたのが「チューブレスタイヤ」です。

チューブレスタイヤはホイールのリムと密着するため、余ほどのことがない限りリム回りからエアー漏れは起きません。

ですからもし釘等を踏んでしまっても、その穴からしか空気が抜けていかないため、チューブタイヤに比べるとパンクするスピードが遅いです。

もちろん穴の数が増えればエアーが抜けるスピードも速まりますが。

また走行中に熱を帯びても、内部のエアーがホイールと直接触れているため、ホイールがタイヤ内の熱を放熱してくれます。

なので熱によるチューブの劣化なんて心配する必要がなくなるわけです。

技術の進歩はすごいですね!

ただこちらにもデメリットがありまして、

・タイヤを組み込む時にビード部を傷つけたらエアー漏れの原因となる

・空気圧不足やパンクしていても見た目ではなかなかわからない

・ホイールのリム部の錆や腐食によってもエアー漏れの原因になる

といった点が挙げられますが、1点目と3点目についてはタイヤ屋さんの力量ですね。

このように双方に様々なメリット・デメリットがあるんですね。

なぜチューブレスタイヤが主流になったかというと、やはりパンクした時のエアーの抜けにくさがポイントのようです。

もしエアーが全部抜けきってしまったら、ハンドル操作が思うようにできず、危険ですからね。

安全上の理由です。

いかがでしたか?

少しでもタイヤの知識となってくれていたら幸いですね!

それでは本日はここで失礼します!

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