大きいのいいなぁ。

大きいのいいなぁ。

風がとっても強かった。強風ですよ。台風かなにか近づいてるんですか?
そういえばふと思ったんです。大きいのってやっぱりいいなぁ。  え?何の話かって? タイヤの話です。
大径のホイールに超偏平の大径タイヤを装着している方を最近よく見ます。
しかし、実際に装着している方にお話を聞いてみるとメリットやデメリットをしっかりと把握していない方が中にはいらっしゃるのも現実、、、
そこで今日は大径タイヤに関してのお話を。
まず、タイヤが大径になればなるほど偏平率が低く、タイヤが薄くなっていきます。
偏平率の低いタイヤはゴム部分が薄いのでタイヤのたわみやよじれが少なくなります。
つまり、タイヤの剛性が高くなるので、シャープでダイレクトなハンドリング操作を堪能することができます。
もちろん、ドレスアップしてかっこよく見せるのにはぴったりですね。
ホイールが大きくなることで車の印象はガラッと変わりますからね!
そんな大径タイヤ、当初の目的は大型ブレーキを装着する空間を確保するため
大径タイヤに交換する目的は、今ではほとんどがドレスアップになっていますが、
本来は車が高性能になっていくことに伴いブレーキを大径化するためでした。
タイヤの穴が大きければその分、大型で高性能なブレーキを装着する空間を確保できます。
しかし、そんな大径タイヤにはデメリットもたくさんあります。
まず値段が高い。純正サイズに比べ偏平率も低くなると値段は格段に上がってしまいます。
次に、ゴムが薄いことで路面からのショックを直接受けてしまい乗り心地が悪くなる。そしてもちろんロードノイズも大きくなります。
同じように路面のショックを受けやすくなるため、ショックアブソーバの消耗が激しくなる
他にも、わだちにハンドルを取られやすくなったり、縁石などで擦りやすくなったりと数多くのデメリットがあります。
大径タイヤを使用している方は注意してくださいね?
でも最近では燃費の向上をうたった大径タイヤも出てきています。
ブリヂストンが2013年に発表したエコタイヤの新技術「ラージ&ナロー」では、タイヤを大径化・高内圧化することで路面と接地する部分の変形を大幅に抑制することに成功しました。
また、構造・材料の最適化により転がり抵抗係数を約30%低減。
さらに狭幅化によって燃費向上に関わる重要な特性である空気抵抗を低減。
現在市販されているBS製低燃費タイヤを大幅に上回る低燃費性能を実現しているとのことです。
大径タイヤの発展にも期待できそうですね!!
私の父親の世代の時に比べると純正で装着されている18インチなんかも充分大径ですもんね。
今後の動きも楽しみですね。

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