使い分け

使い分け

寒くなってきましたねぇ。
と、時節柄のあいさつを交えつつそろそろ「こんばんは」の時間ですね。

今日は画像多めでお送りします!
このところ、「ホイールバランス」についてお話してきましたが、その際、バランス調整のために「ウェイト」を使うんだとお伝えしました。
この「ウェイト」ですが、我々が使用するものには種類が2つありまして。
こちらが「打ち込み」タイプ。

P1050781

そしてこれが「貼り付け」タイプです。

P1050782

打ち込みの使用事例がこれです。これは25gのウェイトをインナー側に打ち込んだところ。

P1050784

このタイプは外れにくいことが長所ですが、ホイールにハンマーで打ち込むために、ウェイトの爪がホイールのフランジに食い込んで傷が付きやすかったり、外した後に汚れが残って取れにくいという短所があります。

そしてこっちが貼り付けの使用事例。

P1050785

ホイールにまず傷が付かないというのは大きな長所ですね。
我々はアルミホイールが主流になった今、この貼り付けタイプが使用できるものは優先して貼り付けタイプを使い、打ち込みタイプは極力使いません。
(ただし、状況によって打ち込みタイプのほうがメリットがあると判断したときには打ち込みます。)
これ、調整、再調整が簡単なんですが、貼り付ける部分の下地をきちんと作ってあげないとすぐにはがれてしまうというところが短所でしょうか。
はがした際にはホイールにノリが残ってしまいますが、傷が付くよりはいいですよねぇ。
ちなみに「鉄っちん」と呼ばれるスチールホイールはまず間違いなく打ち込みます。

我々はお客様のホイール個々に応じてウェイトを使い分けます。
・キャリパーに当たりそうだから打ち込みを使って
・極力ウェイトを少なく調整して(有料サービス)
・ホイールが黒いので黒いウェイトを使って(貼り付けのみ有料サービス)
など、リクエストについても相談してください。
可能な範囲で調整させていただきます!

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