タイヤのバーコードは触っちゃダメ!!

タイヤのバーコードは触っちゃダメ!!

皆さん、こんにちは。

すぐれない天気が続きますね~・・・次に晴れるのは来週の火曜日だそうで、

春の陽気から冬に逆戻りで、体調を崩しやすくなりますね。みなさんは大丈夫でしょうか。

さてさて、我々はお持込大歓迎という形でやっていると、こんなケースがたまにあります。

IMG_2129

「ネットで買ったタイヤのバーコードが付いてたんだけど、アレ剥がれなくてさぁ~」

IMG_2128

「無理やり剥しちゃったけど、大丈夫だよね???」
大丈夫か、大丈夫でないか、と言えばあまり大丈夫ではありませんね(汗)
ビード部に貼ってあるバーコードは取れなくていいものなのです。

逆に無理やり取ってしまうと、ビード部分に傷ができてしまったり、バーコードがあった部分が凹んでしまうため、エアー漏れにつながりかねません。
なので、気になってしまいますが、取らないでください。

もし取ってしまった場合は、念のため漏れ止め剤を塗布させてもらう場合もございます。

実際あれはなんの為にあるのよ!!! ってことですが、
タイヤにはこういう「品質管理」「商品識別」ラベルが貼ってあります。生産された年月日や工場、ラインなどの特定が出来るような情報が入っているそうです。
このバーコードはタイヤが成形される段階で付けられ、窯で加硫をされても燃えたり、溶けたりはしない非常に丈夫な素材でできています。

115918_3

 

窯の中で数千℃の温度を加えてゴム板がタイヤの形になるわけですが、そんな過酷な状況でも耐えられて、簡単にはがれないようになっています。
ちょっと考えるに、このラベルが貼ってある部分ってタイヤとホイールの接触部分なのでこういうものがあってあるとエア漏れを誘発しそうなものですが、
逆にこのラベルを剥がしてしまうことによってエア漏れを起こすことがあるのです!

中古タイヤは剥がれかかっているケースがあり、ホイールに組み込んだ際に変な形のままホイールに密着してしまうとエアー漏れを起こしやすくなります。
中古タイヤでバーコードが剥がれかかっているものに関しては、一度ご相談いただければと思います。

タイヤお持込みの方、気にしてくださいね。 

宜しくお願い致します。

この記事のコメント

人気記事

    まだデータがありません。