インチアップの際はここも注意

インチアップの際はここも注意

雨や風で折角の桜もどんどん散っていきますね。
そして近づいてくるのが梅雨ですよ。
雨は降るし湿気は凄いし、なかなか好きになれない季節がやってきますよ。
さて、ブログの本題に行く前にまず、本日あった案件のご紹介から。
前輪から異音がする!
早速ご来店頂き拝見するとタイヤがタイヤハウスのカバー部分に干渉していました。
今回の場合、純正装着タイヤに比べインチアップをしており、尚且つタイヤの外径サイズが大きくなっていたんです。
このインチアップに危険が潜んでいるんです。
通常、インチアップ時にはこのように外径サイズを合わせなければいけません。

外径 インチアップ

 

例えば、
純正タイヤサイズ     195/65R15   外径  約 634mm
インチアップ後のサイズ  225/45R17   外径  約 634mm
と言うように外径をほぼ同じサイズにしなければいけません。
これは干渉を回避することの他に外径サイズが変わることでメーター類に誤差が生じてしまう為です。
今回の事例の場合、
純正タイヤサイズ     205/55R16   外径  約 632mm
インチアップ後のサイズ  225/45R18   外径  約 660mm
外径差が約3cmあった為に干渉してしまい異音がしていたんですね。
インチアップの際には、ただ大きくすればいいという訳でなく、こういった部分にも注意しなければいけません。
もちろんメーターの誤差が大きくなれば車検にも通らなくなります。
もしタイヤサイズを変更される場合にはこの点にも注意しましょうね!

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