馴染むと下がる?

馴染むと下がる?

今日もしっかりと暑い。
我が儘だってことはわかっていますが、冬が恋しい。
あの強風はもう懐かしい思い出です。
ようやく日本に台風が近づいてきたわけですが、この暑さっておさまってくれるものなんでしょうか?
はい、ではそろそろブログになるのですが、昨日のブログでタイヤフィッターでは作業終了後にアフターのご説明を行っていますとご紹介しましたね。
その中で、「ゴムの馴染みなどが原因で空気圧が下がったりバラつきが表れる場合があります」とお話をしています。
なんで馴染むと空気圧が下がるの?
抜けていっちゃうの?
と考えてしまうかもしれませんので本日はこのゴムの馴染みによる空気圧低下のご説明をさせて頂きます。
まず、我々がお話しをさせて頂く、馴染みによる空気圧低下とは中の空気が抜けているという意味ではないんです。
ではなぜ空気圧が低下するのかですが、新品タイヤの場合ゴムが非常に硬い状態です。
硬い状態から走行を続けると、熱やゴムの運動によってゴムが柔らかくなっていきます。
柔らかくなることでタイヤ内の空気に押されて伸びようとするので、組み付けをした直後の容積よりも若干大きくなります。
最初の容積に合わせて空気圧の調整を行っている状態ですが、
変化し大きくなった容積に対してだとエアーゲージで測定した際に空気圧が下がって表示される事になります。
これがゴムの馴染みによる空気圧低下の理由だったんですね。
ですので、作業が終了してから日数を置いて再度空気圧調整をお願いしているわけですね。
しかし、注意が必要!!
馴染みによる空気圧低下の他にも、パンクなどで単純にエアーが抜けている場合もあります。
空気圧を確認した際に、他に比べ1本だけ減っていたり、大幅な空気圧低下時などの場合は気を付けましょう!

空気圧適正と不足

 

エアーが不足した状態で走行を続けてしまうと摩耗状況なども変化し、本来あった寿命までタイヤを使用できない場合もありますので、
点検はこまめにしっかりと行いましょうね。
それでは本日はこの辺で!

 

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