手作業の重要性

手作業の重要性

今日も一段と暑い日になりました。
室内でも車の中でもエアコンが効いているので外に出たときの温度差で体調を崩しそうです、、苦笑
皆さんも体調には十分気をつけましょう!
さて、では本日のブログですが、我々タイヤフィッターの色々なこだわりについて。
ご存知の方もいらっしゃるもしれませんが当店はたくさんこだわっている部分があります!
その中でも多くの方から支持を頂くのがインパクトレンチを使用せず、全て手作業というところですね。
タイヤをお車から脱着する際にインパクトレンチを使用しているお店も多いかと思います。
ではなぜ我々が全て手作業で行っているかですが、みなさんは分かりますか?
では早速、インパクトレンチを使用した際に起こりうる危険からお話しさせて頂きましょう。

ハブボルト なめ

 

まずこの画像をご覧いただくと分かるようにハブボルトの先端が潰れてしまっています。
これはインパクトレンチのソケットにナットを入れて、ボルトのネジ山との勘合を確認せずに締め付けたものと思われます。
この時に手作業で行っていたらどうなっていたでしょう。
ネジ山が合っていない状態でナットを締め付けようとしても手の力ではしっかりと入ってくれません。
そこでずれていることに気が付くことができましたね。
インパクトレンチの場合、手に直接の感覚が伝わらないので通常時との違いに気付きにくいんですね。
これは最初だけでなく、途中に小さな小石などが挟まっていた状態でインパクトレンチを使用して締め付けると
その小石ごと締まっていくのでネジ山が潰れてしまう可能性もあります。
また、ボルトとナットが劣化している状態などのときに無理にインパクトレンチを使用してしまうと、、、

ハブボルト 折れ

 

簡単にボルトが折れてしまいます。
こうなってしまったらもうボルトを打ちかえるしかありません。
ナットの締め付けはタイヤ交換の基本で地味な作業ではありますがとても重要な作業でもあります。
手作業の重要性を少しでも理解していただけたら嬉しいです。
では、本日はこれで。


この記事のコメント

人気記事

    まだデータがありません。