「XYZ」・・・

「XYZ」・・・

「XYZ」・・・
誰かからの依頼かともとれる今日の題名・・・
もちろんタイヤに関係しております(笑)

20130226032342d30気付いていただけたら、幸いです(笑)

タイヤフィッターへご依頼の際は、駅前の掲示板ではなくホームページまたはお電話にて(笑)
//www.tire-fitter.co.jp/

横浜都筑店 045-489-4840
武蔵村山店 042-843-5245

さてここから本題!!
今日はタイヤのサイズ表記にあるアルファベットについてです!!
「205/55R16 91V」
タイヤのサイズ表記で2か所にアルファベットがあります。
「R」
これはラジアルタイヤを意味します。
ラジアルタイヤというのはタイヤの構造の一つで現在普通乗用車に装着されているタイヤはほぼラジアルタイヤです。この他にバイアスタイヤと呼ばれる種類があります。こちらは主にトラックやバス、オートバイなどに使用されていますので、普通車に乗っているとあまりかかわる事はないと思いますので今日は、ふれません(笑)
「R」の部分が「ZR」と書いてあることがありますが、これもラジアルタイヤに変わりはありません。
そして、一番後ろに書かれた「V」ですが・・・
これは速度記号と呼ばれ、このタイヤが最高でどれくらいの速度で使用可能かをアルファベット一文字で示しています。
記号の種類、使用可能速度については、こちら

 

一般公道ではまず使用しない速度域が多い気もしますが・・・

サーキットなどで使用する際は、上限部分にも気をつけていただいた方が良いですね(汗)
ここで、ちらっと出てきた「ZR」について・・・
実はこれ、「R」にくっついている「Z」が速度記号なのです。正確には速度カテゴリーと言い、普通の速度記号が「最高速度○○km/h」という意味であるのに対して、「Z」は「最高速度は240km/h以上」という意味になっているんです。
タイヤの高性能化の中、当時の最高性能規格でこれ以上は全て「240km/h以上」でひとまとめにしてしまおうと考えられて、Z規格が作られたようです。
最終規格であるZという速度記号は、LI値とともに記される形ではなく、Rとともに記され、さらにZ規格のタイヤにはLI値の表示をしないでもよい、というルールまで作られていたようですが、実際にはその後も高性能タイヤの開発はさらに進み、Hを超える規格もV、W、Yと作られていきました。今では、以前ZR規格だったサイズのタイヤにもV、Wなどの速度記号とLI値が表示されているものがあります。
例えば205/55R16というサイズは、銘柄によって205/55ZR16というサイズと205/55R16 91Vというサイズなどがあります。
また、中には「W」や「Y」という速度記号と速度カテゴリー「Z」を並記してある235/45ZR17 94Yといったサイズもあります。
ということで、LI値がなくて「ZR」という記号を表示してあるタイヤがあったら、「一昔前のレベルでの最高性能のタイヤなんだな」くらいに思っておいてください(笑)。新しいタイヤ(銘柄)で「ZR」記号が記されている場合には、「W」、「Y」といった速度記号が併記されていますので。
ちなみに現在では新しく「(Y)」という規格が作られ、通常のYが最高速度300km/hなのに対し、「(Y)」は最高速度「300km/h以上」という意味になっています(汗)
一般公道を走行する場合は、縁遠いお話ですかね(汗)

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