スタッドレスタイヤにも延命を~ローテーション~
本日のテーマは常々やっているローテーションについて。
早速写真をご覧下さい。
↑フロントタイヤで
↓リアタイヤ
どっちが減っているかは一目瞭然ですね・・・。うまく使えばもうちょっと乗れたかもしれない・・・。
車はエンジンがフロントについており、FF駆動、すなわちフロント駆動の車でした。
もうお気づきですね?FF車の場合フロントタイヤに制動力・駆動力・コーナリングの力が集中します。
言い換えると・・・
・止まろうとする力
・走ろうとする力
・曲がろうとする力
このような力がフロントに一気に働く為リアタイヤの約2倍以上も磨耗が進むことがあります。
フロントのタイヤだけがスリップサインギリギリまで減っていてリアタイヤはまだまだ使えるタイヤなのに4本の交換を勧められたよ~
なんて経験はございませんか?
基本的にタイヤ交換は4本同時に交換するのがベストと言われています。が、まだ交換しなくてもいいタイヤまで交換するのはもったいなくないでしょうか。
そこで登場するのがローテーション!
前後のタイヤを均等に磨耗させる為、定期的にタイヤの位置を入れ替えることで前後のタイヤを均等に磨耗させることができるのです。
※前後異径サイズの場合など、効果的なローテーションを行うことができない場合がありますのでご注意を!
んじゃローテーションっていつやればいいの?
って話になりますがはっきりと申し上げて距離や期間ではっきりとお答えはできません。
なぜならば車種やタイヤサイズ、走行する路面状況や経路、運転の仕方などで様々な状態になるからです。
ですが目安としては5,000km~10,000kmが一般的ではあります。
オイル交換の1~2回に1回はチェックしてみてもいいかもしれませんね。
※一般的なローテーションの方法です。
この時期、スタッドレスタイヤを装着するとは思いますが、その時にもしっかりとローテーションをしてあげることでタイヤを均等に減らすことができます。その際に外したタイヤにどこの位置についていたかをしっかり書いてあげてくださいね。そうすれば必然的にローテーションができるのです。
タイヤフィッターではプロの目からスタッドレスへの履き替えでしっかりと山の状況をチェックしてお車に装着させてもらいます。
これもエコな取り組み?の一つかも知れません。