バランス調整はタイヤ交換の相棒

バランス調整はタイヤ交換の相棒

みなさん、こんにちは。

今日は2月3日節分です。 近年ではお父さんが鬼役で子供たちに豆を投げられて、痛い思いをしている家庭が想像できます(笑)
しかし本来は季節の変わり目に邪気が生じると考えられており、それを追い払うために家長が豆を外に投げ、追い払うもののようです。
あと年男・年女が行うことで運気アップらしいですよ~!!
さてさて、今日のお話はタイヤ交換に欠かせないバランス調整についてお話をいたします。
このバランス調整が上手く測定されていないと、せっかくタイヤが新しくなっても、快適に走行することができません。
まずはホイールバランスとはなんなのか・・・・ 先にご説明させて頂きます。

 

 

自動車の部品の中で比較的質量が大きく、しかも高速回転している部品といえば、ホイール・タイヤです。
タイヤとホイールは一見して真円形をしていますが、じつはそうではなくて、目に見えず凸凹しているものです。凸凹したものが回転すると当然バランスが悪化し振動の原因になります。

これを防ぐためにタイヤをホイールに組み込む際にはバランス調整という作業を行います。専用ホイールバランサーを使ってアンバランスの部分を計測します。

アンバランスが出た部分の対角にウエイトを貼り付けることでアンバランスを打ち消していきます。

 

 

 

これは簡単にご紹介していますが、実際はホイールバランサーが計測して出た数字をそのまま貼っていては、いつまでたっても終わりません。

頭で考えて経験と機械の癖を加味してウエイトを貼っていきます。
この測定が終わればクルマに装着することができます。
当然この時点では問題なく走行ができます。じゃあなぜブレる??狂いが生じるの????

※ホイール側と車両側のハブ径があっていることが大前提でのお話となります。
まず始めに考えられるのが、組み付けた後に急発信、急加速、急ブレーキをしてしまいますと、バランス調整をしたタイヤホイールの位置がズレてバランスが崩れます。

イメージとしてはホイールだけが回ってしまうような感じです。 当然バランス調整をした位置がベスト。少しズレただけでも狂います。

そしてウエイトを打ち込むまたは、貼り付けているものが、何らかの影響で脱落していまい、狂いが生じてしまう。

足回り周辺はグリス等が密集している部分でもあります。できるだけパーツクリーナー等脱脂剤で油分を取り除いてから貼り付けています(貼り付けウエイトの場合)
ブレーキダストが酷いう場合は軽くブラシで面を整えてから貼ります。

が、高速で回転しているため、付が甘いと脱落してしまいます。我々タイヤフィッターではそういったことがないよう十分気を付けていますので、安心してください。

我々が関係してくる部分はこの2点だと思います。 
(中古タイヤの場合は変摩耗等で影響してくる場合もあります。)

この2点が解消していても、症状が改善されないのであれば足回りに原因があったり、ブレーキに不具合があったりします。

例えば、ブレーキを踏んだとときだけハンドルがブルブルするときは、ブレーキローターは歪んでいたり・・・・ などなど。

ということで、タイヤフィッターではお客様が安全に運転ができるお手伝いを抜かりなく行わせていただいております。 

ではでは。今日はこのへんで。