ここも要チェック!
昨日からずっと雨が降り続いている関東地方。
昨日より風が強いので武蔵村山店は結構キビしいコンディションでございます。
横浜よりこっちは確実に寒いな・・・。
今日はタイヤを交換するときに気にするサイズについてです。
皆さんが意外と気にしていないところに重要なことが隠れていますのでそのあたりをご説明です。
このタイヤを例に説明しますと。
大きな字で書かれている「205/55R16」。この表記については皆さんが良く知るところですね。
タイヤのトレッド幅が205㎜。横から見た時のタイヤ部分の高さ(偏平率)が205㎜に対する55%。そして履かせることができるホイール径が16インチ。
大雑把に言うとこういうことです。
今日、話題にしたいのはその後ろ。少し小さな文字で書かれている「91V」の部分です。
「91」は「ロードインデックス」と呼ばれ、そのタイヤが受け持つことができる荷重の値。このタイヤの場合、91なので「615㎏/1輪」を受け持つことができます。
すなわち、車検証で言うところの「後軸重」が1,230kg以下であれば問題なく使用に耐えられるということです。
そして「V」。これは「スピードレンジ」と言って、このタイヤで受け持つことが可能な最高速度を表しています。
最近、ワンボックスなどで16インチから20インチや22インチ(!)に激しくインチアップをしている車両を見受けますが、往々にしてこのロードインデックスの値が足りていません。
また、こういう車両では後ろにしっかり荷物を積んでいる傾向が強いようです。
受け持つ荷重が足りないタイヤで荷物を満載しながら走行することが大変危険を伴うということは説明するまでもないことですね。
大径ホイールでシャコタンのワンボックス、確かに迫力はありますが危険を伴う可能性が高いのでご注意を!
最低でも毎給油ごとに空気圧管理を行ってください。
そして目視の状態チェックも忘れずに!
タイヤのサイズ表記、小さい文字で書かれているからといって見過ごしてはいけませんよ!
この部分にも気を遣ってタイヤ選びしてくださいね。