デザイン色々!
本日も府中店からの発信となります。
昨日のブログではタイヤの内側のお話をさせていただきましたが、本日はタイヤの外側の話をさせていただきます。
日ごろ、車を運転しているといろいろな車両が走っていますね。
乗用車やトラックやバスなど大小様々ですが、当然タイヤも車両の用途に応じたものが付いています。
タイヤの路面と接する部分の刻まれた模様、その中でもみなさんになじみの深い乗用車のトレッドパターンについて紹介をさせていただきます。
トレッドパターンとはタイヤの路面と接する部分(トレッド)に刻まれた模様のことを言います。
その模様(パターンデザイン)は、タイヤにとって重要な役割を持っており、用途に応じて大きく4つに分類されています。
・タイヤの駆動力、制動力、および牽引力の増加
・操縦性、および安定性の向上
・タイヤの放熱性の向上
・排水効果
そして用途に応じたトレッドパターンの特徴があります。
こちらは良路(舗装路・高速道路)走行に適したパターン
・操縦性、安定性が良い
・転がり抵抗が少ない
・タイヤ音が小さい
主な装着車両は乗用車の夏タイヤ、小型トラック、トラック・バスなど
一方こちらは氷雪路や泥ねい路走行に適したパターン
・駆動力、制動力に優れる
主な用途はスタッドレスタイヤ、スノータイヤなど
さらにトレッドパターンを見てみると細かい切込みがあるのをお気づきでしょか?
この細かい切り込みはサイピングといいます。
太い溝でも排除しきれなかた水を、細かい溝で拭い取り、タイヤと路面を密着させる働きを持っています。
スタッドレスタイヤでは、サイピングが細かく動くことで、エッジ効果を発揮し氷路走行性能を向上させる働きも持っています。
各メーカーさんの技術と努力の結晶がそこにあるんですね。
みなさんのタイヤはどうですか?
普段気にしないところを注意深く見ると新たな発見があるかもしれませんよ!!
今日のところはこの辺で、、
ではでは。。。