純正とは大きく違います
ナンダカンダデコンナジカン、、、
早速行っちゃいましょう。今日はインチアップについてお話しますね。
ミニバンやSUVなどで、純正のホイール径よりもかなり大きな径のホイールを履かせる方がいますね。
最近のドレスアップの中では珍しくありません。
一例としてはメルセデスのGクラスの場合、純正では「265/60R18」サイズのものを「295/30R22」に変更できるホイールタイヤセットも販売されています。
大きなホイール、押しが強く見えるので、特にGクラスなどでは迫力が出ます。
しかし!
ここで、タイヤの空気圧について考えてみましょうか。
純正サイズの物は偏平率がロクマルと厚みがあるので路面からの衝撃を十分受け止めることもできますし、指定のエア圧で管理すれば車体の重さを受け止められる耐荷重性能を持っています。
ではこれをサンマルの薄いタイヤにするとどうでしょう?
純正サイズと比べ、薄いタイヤは衝撃を吸収する厚みが足りませんし、剛性を確保するために高いエア圧で管理することが要求されます。
ただし、295/30R22サイズのタイヤに入れることが可能な最大のエア圧を入れても(サイドウォールに明記されている場あり)、純正タイヤの耐荷重に満たないものもあるのです。
どういうことかと言うと、タイヤを変えて乗り心地と剛性を確保するために最大のエアを入れても、純正サイズの性能が確保できない。と言うことです。
きちんと管理をする前提でもこういう状態なので、乗りっぱなしでエア圧が下がっている状態で日常使用するとどうなるでしょう…。
お分かりの通り、危険ですね。
インチアップについては車両への干渉チェックについては皆さんもすぐに思いつく項目ですが、エア圧に伴う耐荷重についても気にしていただきたいのです。
これはGクラスだけに限った話ではなく、ハイエースなどでも同じこと。
車が大きければ大きいほど重くなるので耐荷重のチェックは重要なファクターになります。
皆さんもご注意くださいませ。