もう1つの因果になるもの
昨日の豪雨、みなさん大丈夫でしたか?もっとすごい地域もあるとのことですよね。今後の動きには注意していきましょう。
さて、本日のテーマは車高を極端に落としている車のセパレーションについてです。
このセパレーションについては何回も取り上げていますが今回は違う視点で考えてみたいと思います。
まず、セパレーションの原因としては・・・
・空気圧不足
・縁石等で著しくタイヤに衝撃を与える。
おおまかにこれらの事が要因としてあげられます。
しかし現状としてはインチアップをしている車や車高を低くしている車に多いのも我々の経験上、伺えるところもあるのです。
あるところではあります。しかしなぜでしょうか?
まずタイヤの性質としてサイドウォールの仕組みについて考えてみましょう。
タイヤメーカーの引用にはなりますが「タイヤのなかで最も屈曲が大きい部分。カーカスを保護し、伸びを防ぐ役割を果たします。表面にはタイヤサイズや偏平率、速度記号などの情報が刻印されています。」
一番のポイントは「屈曲が大きい部分」。
これが地面からの衝撃を分散させたり、熱を放出させたり、そもそもの役割としてカーカスを保護したりする役割が
あります。これが代表的なサイドウォールの役割です。
それでは、インチアップについて考えてみましょう。
インチアップとはその名も通り、タイヤのリム径を大きくすることです。
ポイントとしては「タイヤの外径サイズを変えず、扁平率を下げ、リム径を大きくすること」。
そのままの扁平だとタイヤハウス内に干渉してしまったり、著しく外径サイズが違うとスピードメーターの狂いにも
つながってしまいます。
そして最後のポイントは「車高を低くしている。」です。
基本的に車高を低くすると自然にタイヤは内側にハの字になります。つまりタイヤの接地面が通常より狭くなります。
そもそもタイヤはタイヤ1本分に対してはがき約1枚分程の接地面です。それが内側に傾くのでより接地面積は小さくなります。
タイヤの役割として・走る・止まる・曲がる・支えるという役割があるのですが車高を落とすことによりタイヤが内側に傾くことで結果としてタイヤの内側に大きく荷重や役割がそこにかかった状態で走行している状態となるのです。
ここまで1個ずつ説明をしましたが、ここで車高を極端に低くしてみるとどうでしょう?
タイヤがもっと内側に傾く形にならざる負えなくなり、サイドウォールの役割であるもの以上のことがタイヤの内側に負荷がかかってしまう。そしてインチアップをして干渉を防ぐことを優先するあまり、タイヤの幅を細くして扁平を薄くしてしまうとそもそもの荷重指数より小さくなってしまうので荷重に耐えられなくなってしまいます。
ここでご紹介しているのは1つの因果ですが、セパレーションの原因につながりやすくなるのはお分かりかと思います。
しかしながら今回ご紹介したものの中は、必ずメリットもあるんです。
要するに過度にやりすぎてしまうと車としてのバランスが崩れる。そうなるからタイヤの異変に繋がってしまう。
そういった悪循環になってしまいがちなのです。
もう少し車高を落としたい!もっと大きなインチに変えたい!!など車好きゆえのお悩みが誰しもあるはずです。
しかし、今の現状よりそのラインを越えてしまうとタイヤの異変でもあるセパレーションに繋がってしまう可能性があります。そういったデメリットをしっかり把握して頂ければと思い、本日は失礼致します。
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