ダメよ~。ダメ、ダメ。
ダメよ~。ダメ、ダメ。
もうタイトルを見ただけでダメ加減が分かろうかというものです…。
「なにが?」と聞かれれば「引っ張りタイヤ」についてです。
ホイールとタイヤのマッチングについては当然ですが、適正な組み合わせがあります。
「引っ張りタイヤ」というのは、タイヤの幅に対して組み付けスホイールの幅が広い状態です。
昨日作業を頼まれたのが、「215/35R19サイズのタイヤをに9J幅のホイールに組んで欲しい」という内容。
215サイズのタイヤの場合、ホイールの適正リム幅は7J~7.5J。
単純計算すると、適正幅より4cm~5cmもホイールが広い。
これを無理に組み合わせると、以下の画像の様になります。
これ、前にもお見せした画像ですけど、タイヤのサイドウォールがホイールのリムを乗り越えそう。
強い外部入力に対してリムからタイヤが外れる可能性が高いです。
(これ、撮影用に組んだものです。)
安全な組み合わせではありませんので、当店ではお断りしています。
適正リム幅以外でお受けできる範疇については、お電話などでお問い合わせいただければ相談させていただきます。
何度も言いますが、当店では安全性を担保できない組み合わせはお断りさせていただきますのでなにとぞよろしくお願いいたします。
ネットでこういう動画を見つけたんですが…。
エアの入りにくい引っ張りにちょいと細工をして無理矢理ビードを上げてますが、こういう方法は「絶対に!」やってはいけません。
危険すぎる!
撮影者&ギャラリー!笑ってる場合じゃないぞ!
作業方法だけでなく、組みあがったものの安全性についても疑問があります。
作業前のタイヤ幅とホイール幅に差がありすぎですな。
皆さんも安全には十分留意してくださいね。
事故が起こっていないから大丈夫なのではなく、たまたま事故が起こっていないだけですよ!