スペースを空けるスペーサーの話
みなさん、こんにちは 府中店へ移動となって早2週間となる金子です。
昨日は、ハブリングについてお話をさせていただきましたので、
今日のブログではハブリングに似たスペーサーについて話をしていきたいと思います。
スペーサーってなに?って思う人もいると思いますが、
スペーサーはホイールと車体の内側が干渉してしまうときやホイールを外側に出したいときに使うものです。
しかし! このスペーサーにも危険が潜んでるって知っていましたか?
危険性の前にまず、取付方法ですが写真のタイプはスペーサーの穴にハブボルトを通して挟み込んで固定します。
そんなスペーサーを取り付けると車体側のセンターハブがスペーサーの厚みによって隠れてしまい、
例えホイールが純正だとしてもセンターハブによる車体の支えがなくなり走行による遠心力のブレが出てきてしまいます。
そうなるとハンドルのブレや車体のブレの原因にもなります。
また、スペーサーの厚みが増せば増すほどボルトの掛かりが甘くなってしまい、ナットが緩みやすくなってしまいます。
当然ですが、ナットが緩みやすくなるということはタイヤの脱輪の可能性が高くとても危険です。
本日はこの辺にしたいと思います。