TPMS(タイヤ空気圧監視システム)とは?

TPMS(タイヤ空気圧監視システム)とは?

TPMS」とは何のことか、ご存じでしょうか?
タイヤ(T)プレッシャー(P)モニタリング(M)システム(S)の略で、日本語だと「タイヤ空気圧監視システム」といいます。

簡単に言うと「空気圧センサー」のことで、車内にいながらタイヤの空気圧を確認できるシステムのことです。

今回はこの“TPMS”の特徴をまとめてお伝えします。

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TPMSの特徴やメリットは?

タイヤの空気は何もしていなくても自然と減っていくもの。それゆえに、こまめな空気圧チェックが必要です。

空気圧を測定するには空気圧計が必要ですが、このTPMSの機能があれば、空気圧の異常をより早く検知でき、トラブルを早めに回避できるわけです。

TPMSには“直接式”と“間接式”の2種類があります。

直接式はアメリカ製の車に多く、間接式はヨーロッパ製の車に多く装備されています。

直接式”とは、各タイヤ内部の圧力センサーから直接データを送信するので、走行中にタイヤの空気圧や温度をチェックできます。

直接式TPMSのメリットは、各タイヤごとに状態の確認ができ、空気圧が適正でない場合に起こる「偏摩耗」を抑えられ、タイヤの寿命と燃費が向上します。

一方の“間接式”は、車体に取り付けられたABS(アンチロック・ブレーキ・システム)センサーを利用し、タイヤの回転数をはかることで空気圧の低下をチェックできるものです。

メリットは、ABSセンサーを使用するため、TPMSの部品を買う必要が無いことや、タイヤの回転速度を測ることで空気圧が確認できるため、タイヤの着脱が不要です。

TPMSのデメリットは?

TPMSには「直接式」と「間接式」の2種類があるとお伝えしましたが、それぞれデメリットがあります。

まず直接式の場合、バッテリーが動力になっているので、定期的なバッテリー交換が必要になります。

間接式の場合のデメリットは、ABSの機能であるタイヤの回転速度数を利用して空気圧を確認するので、直接式よりも精度が低くなります。

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TPMSはどんな車についている?

TPMSが装備されている車には、メーター内や運転席側ドアを開けたところに「タイヤのシルエットの中に“!”を記したマーク」があります。

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このマークがタイヤ空気圧警告灯になります。

アメリカでは2007年以降、ヨーロッパでは2012年以降の新車にはTPMS装着が義務付けられているそうです。

よって現在では、海外メーカーの車種にはほとんどにTPMSが装備されているというわけです。

日本ではまだ完全義務化はされていませんが、国産車でも装備する車種が増えつつあります。

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今回は「TPMS」の特徴についてまとめました。

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