理由があるのです

理由があるのです

せっかくの日曜日なのに雨だし寒いしでお出かけするには向かない日になってしまいましたね。
こういう日はゆっくり体を休めるのがよろしいかと。
ネットで色々調べものなんかするのも楽しいですよね。

今日はタイヤは「太きゃ良いって訳じゃない」というお話。
例に出すのはWRC。
各自動車メーカーが最新技術の開発や宣伝のために莫大なお金をつぎ込んで走らせる世界選手権ラリー。
走っている姿が非常に勇ましい!カッコ良い!!


まず、この車両に装着されるタイヤを見ておいてください。
いいですか?
続いてこれが同じ年のモンテカルロラリー参加車。


タイヤ、自転車みたいに細ぇ…(笑)。
もちろんこれには理由があります。
車の馬力を地面に伝えるのはタイヤ。
タイヤが太いと大きな馬力を受け持つことができますが、逆に単位面積当たりで受け持つ荷重量が少なくなってしまい、タイヤを地面に押さえつける力が弱くなって効率的に力を伝えることができなくなります。
タイヤには適正な荷重を負担させてあげないとダメってことですね。

このように場面によっては速さを追求するモータースポーツの世界でも細いタイヤを積極的に採用します。
タイヤの幅を決めているのには理由があるのです。
確かにタイヤが太いとカッコ良くは見えますが、いたずらに太いタイヤを履くのではなく、ご自分の車に合った適切なサイズのタイヤ装着をお勧めします。
これ、雪上路面だけの話ではなくて、雨でぬれたウェット路面でも同じことが言えますからね。
よろしくお願いします。

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