時代はグローバル!

時代はグローバル!

これだけ気温が上がって気持ちが良いのは今日だけで、明日からまた寒くなるらしいですねぇ。
寒いのはイヤですが、暖かくなって花粉症に悩まされるのも困りもの。
毎年、シーズン前に適正な対策をしていればこうヒドくならないんでしょうけど…。

さて。タイヤフィッターはタイヤ交換を得意としているんですが、もちろんタイヤの販売も行います。
どこかのメーカーさんと契約しているわけではないので、市場で流通している物であればほぼすべての銘柄をご購入いただけます。

当店にタイヤ購入のお問い合わせのお客様から時々、「アジア製タイヤは怖いから国産のモノにして。」というご意見をもらうことがあるんですけどね。
この「国産」の意味する「国」ってどこでしょう?
まずはこれ。


MADE IN USA のミシュランタイヤ。
ミシュランといえば、フランスのタイヤメーカーとして有名ですね。
これをフランス製品と考えるかアメリカ製品と考えるか…。
そしてこれ。


タイで作られたダンロップタイヤ。
ダンロップはもともとイギリス発祥のメーカーですが、住友ゴムと提携をして以来日本のメーカーとして認知される人が多いのではないでしょうか?
そして生産はタイ。
もう、どこの国の物として判断すればよいのやら(笑)。
アジア製タイヤを遠慮する方でも、このダンロップ製品であれば安心してご購入でしょう。
では、遠慮される基準って何ですかね?
タイ製は良いけれどインドネシア製や中国製はダメ?

携帯電話も製品に付いているメーカー名は日本やアメリカ、韓国だったりしますが、その組み立ては東南アジアや中国で行われています。

何が言いたいかというとですね。
今の時代、良くも悪くもグローバル化が進んでいて、その商品の特色とメーカー本体の持つ国籍にはあまり関連がない。
したがって「良い物、悪い物」を商品名だけで判断することは難しい。
もしくは単純に生産国だけで判断することは意味がない。
ということです。
タイヤだけでなく、自動車もブランドと国のつながりが何だか複雑になってますしね。

新たにタイヤの購入をご検討中の方。
タイヤに対する評価はネットで検索すれるといろいろ出てきます。
「**製だから〇✕」という先入観に囚われず、情報を集めてみてみてはいかがでしょう?
決してある特定の国やアジアンタイヤを擁護するつもりではないんですけどね。

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