ノイズはタイヤだけではない!!

ノイズはタイヤだけではない!!

みなさんこんにちは
今日も非常に暑い一日でしたね~(汗)もう汗ダラダラ。
4月ってこんな暑かったっけ??正直7月・8月を考えると思いやられる・・・・・・

さて、話は変わりますが、クルマを運転していて走行音って気にしたことあります?
ロードノイズやパターンノイズなんて言葉があります。近年ハイブリッド車が増えてきてロードノイズやパターンノイズが一際ダイレクトに感じられるように
なってきて、「ゴ~~~」って音や 「ヒュ~~」 って音が気になってしまう方も少なくないのでは・・・・
タイヤ選びもシビアになると思います。

shutterstock_160861058

静粛性を売りにしているタイヤブランドの 「レグノ」や「デシベル」「ヴューロ」などなど。代表的に思い浮かびます。
当然高級なタイヤはそれなりにお値段の高い部材がふんだんに入っていますので、そりゃ~高いですよね~。
静かなタイヤなので満足されると思います。しかしそれ以外はうるさいタイヤなのか・・・・

ここ最近少し耳にするお話は、アジアンタイヤだから「うるさいタイヤ」「安いタイヤだからうるさい」
そんなことはないですね(苦笑)
当然タイヤのパターンによってはスポーティに作られているタイヤは音を拾いやすいです。代表的に言えばVパターンは音を拾います。

あとは勘違いされやすいのが、タイヤだけが影響しているわけではないということ。
乗っているお車がワンボックスなのか・セダンなのか、走っているアスファルトの状態、言ってしまえばお客様ごとで聞こえ方はさまざまです。(苦笑)
ワンボックスは空間が広いため、セダンにくらべ反響する場所が多いため、よりうるさく感じてしまう・・・

最近は減りましたが、劣化しているアスファルトは凹凸が多く、これが原因となりノイズが発生します。

じゃあ少しタイヤのお勉強です。
トレッドパターンとは?
タイヤの表面にある溝と切り込みで構成された柄や模様のことで、いわば「タイヤの顔」ともいえる部分。「対称パターン」「非対称パターン」「方向性パターン」の大きく分けて3種類のパターンがあり、その開発にはコンピューターシミュレーションが活用されています。
例えば、静粛性や低燃費性能などを重視したタイヤの場合、細かい模様が多く縦に入った溝の幅も細いのですが、排水性の良さを優先するタイヤの場合、大きな溝が特徴です。

スポーツタイヤのトレッドパターン
トレッドパターンの溝で囲まれた部分をブロックと呼びます。グリップを高めるには、ブロックの「ヨレ」を小さくします。そこで、スポーツタイヤはブロックが大きく、細かい切り込みが少ないのです。
また、濡れた路面での排水性を良くするため、太い溝を採用し、排水効率が良く、大胆でデザインも良い「方向性パターン」を採用する例が多いのも、スポーツタイヤの特徴です。

パターンのジレンマ
しかし、グリップを高めるトレッドパターンは「パターンノイズ」と呼ばれるノイズを発生しやすいパターンでもあります。
パターンノイズは、タイヤが回転する度にブロックが路面を叩く打撃音と、溝の中の空気が圧縮されて弾ける音が原因です。
打撃音を小さくするためにはブロックを小さくし、空気の弾ける音を抑えるには溝を細くするという、グリップや排水性を高めるのとは反対の手法が必要になります。

新車装着タイヤは、静粛性と乗り心地と同時にウェット性能も譲れません。自動車メーカーは、タイヤノイズの減少と排水性という相反する性能を兼ね備えたタイヤを求めます。
大胆なデザインの新車装着タイヤがあまりないのは、このような理由があるのです。

まとめると、どちらかの性能を高めると、何かの性能が損なわれる。いいとこ取りってわけにはいかなので、音・ノイズが出ないタイヤってのはまず難しいですね(笑)
なにが言いたいのかというと、安いタイヤだから、アジアンタイヤだから うるさいってわけではなさそうです。結構しっかり作られています。日本のタイヤが高すぎるのでは・・・・ なんて・・・

タイヤ選びの幅がもう少し広がりそうですか???(笑)

少し意識が変わってくれればうれしいです。ではでは。

この記事のコメント

人気記事

    まだデータがありません。