ジャッキアップについて

ジャッキアップについて

連日暑い日が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

室内でクーラーを使用していても電気代が気になる時期ですが、ここまで暑くなるとそうも言ってはいられない。。

先日テレビで、インドには水と藁とファンを使って気化熱で空気を冷やすエコな扇風機があるようです。

一部屋に一台あるといいかもしれませんね。

今日はジャッキアップポイントのお話をします。

おかげさまで何万本ものタイヤ交換をさせていただいておりますが、タイヤ交換はまず車体を持ち上げないことには始まりません。

しかしとりあえずどこかしら車の下にジャッキを当てて持ち上げればいいというわけではありません。

当てる場所が悪ければ車にケガをさせてしまうことがあります。

そこでどの車にも「ジャッキアップポイント」という丈夫な部分があり、ここにジャッキを当てて車体を持ち上げます。

その状態でホイールを外して初めて、タイヤ交換が始められるのです。

このジャッキアップポイントですが、車やメーカーによって様々です。

形や場所は多岐に渡ります。

例えば、

某欧州車の横に付いているもの


 

 

 

 

 

FR(後輪駆動)車や4WD(四輪駆動)車の車後方にあるディファレンシャルギア

 

 

 

 

 

 

 

軽バンや軽トラックの左右後方

 

 

 

 

 

 

 

など、これらはほんの一例でまだ他にもジャッキアップポイントとなる部分はたくさんあります。

ご存知の通りタイヤフィッターではいろいろなメーカーのお車のタイヤ交換をさせていただいております。

その過程でジャッキアップポイントを見分ける力は常に求められます。

また輸入車によく見られますが、純正のエアーサスペンションが装備されている車両の場合、ジャッキアップをする前にジャッキアップモードを起動させなければいけないケースもあります。

※社外のエアーサスペンションが装着されている車両のタイヤ交換はできかねます。ご了承下さい。

上記のことをふまえて様々な車のタイヤ交換をさせていただいているからこそ、国産車、輸入車問わず交換が可能なのです。

様々な車両、タイヤ、ホイール。

持ち込みタイヤ交換専門店の強みです。

またジャッキアップの仕方ひとつにおいてもこだわりがあります。

タイヤフィッターではジャッキアップポイントにジャッキを当てるとき、ウエスでジャッキアップポイントを保護しながら持ち上げます。

例えば国産車に多いこのジャッキアップポイント

 

 

 

 

 

 

 

このタイプは、プレートのような部分に直接ジャッキを当ててしまってはぐにゃっと曲がってしまいます。

走行上問題はありませんが、曲げられてしまっては当然お客様に不快な思いをさせてしまいます。

そこでこのタイプは下の写真のようにウエスでお団子を2つ作り、間にプレートを挟んで保護しながら、プレート奥側のジャッキアップポイントに当て車両を持ち上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャッキ側のウエスと、このお団子が微妙にずれながらジャッキアップポイントを保護してくれることにより、ジャッキアップポイントを曲げずに作業が出来ます。

※すでに曲がってしまっているものに関しましては事前にアナウンスさせていただきます。

タイヤフィッターが気を配っているのはタイヤだけではありません。

 

 

今後とも様々なお車のタイヤ交換をさせていただくべく、スタッフ一同精進していきます!

本日はこれにて失礼します。

(画像拝借しております。)

この記事のコメント

人気記事

    まだデータがありません。