ドラムにディスク

ドラムにディスク

今日は寒いですね~。最近雨ばっかり。今履いているタイヤの溝は大丈夫ですか?
溝が少ないと路面にたまった水を逃がせずにスリップしてしまう事も多いですからしっかりとチェックしてくださいね!!

さて、本日はなんのお話をしましょうか。
最近私もネタがなくて、、、(笑)
とまぁそんなこんなで車に関するニュース記事などを片っ端からみている私ですが、
その中から今日は車には欠かせないブレーキに関してのお話を。

みなさんもご存知かとは思いますが、乗用車のブレーキの種類は大きく分けて2つありますね。
ディスクブレーキとドラムブレーキ
この2つのブレーキのメリットやデメリットのお話になります。

まず、ディスクブレーキのメリットについて。

ディスクブレーキ

ディスクブレーキは主要の構造が外部に露出している為、風の通りが良くローターの放熱性がいい。
そのため、ドラムブレーキに比べてフェード現象が起きにくい。
また、ブレーキローターに水分が付着してもローターの回転により吹き飛ばすこともできるので摩擦粉もたまりにくく鳴きにくいです。
開放状態でローターとパッドの隙間が少ないのでブレーキを踏み始めてからロックするまでがコントロールしやすい。
ドラムブレーキだといわゆるカックンブレーキになりやすいですからね。

では逆にデメリットはドラムブレーキのブレーキシューのような自己倍力作用がなく、拘束力が小さいこと。これは大型車にディスクブレーキが普及しない大きな理由の一つになります。
そのままだとドラムブレーキに比べて制動力が弱いので別に負圧、油圧、空気圧を利用する倍力装置が必要となり、コストが掛かります。
装置全体を見ると構造が複雑になり重量は重くなりますね。

また、ドラムブレーキのシューに比べてパッドの面積を大きくとることが難しいので制動力を大きくするためにローターを大きくしたり、摩擦材やローター材を変えたり、
ブレーキキャリパーのマルチポッド化などが必要になりこれまたコストが高くなりやはり重くなってしまいます。

では次にドラムブレーキのメリットについて。

ドラムブレーキ

こちらは何よりコストですね。そして強い制動力、拘束力を発揮します。
先ほどのディスクブレーキでお話した通り、倍力装置などに頼らずに強い制動力や拘束力を発揮できるので大型トラックやバスなどの主なブレーキとして採用されています。
そしてディスクよりも小さくそして軽く作ることができ、強い拘束力がパーキングブレーキに適しているので乗用車では後輪のブレーキに使用されることが多いですね。

乾燥した路面での制動力は優れていますが上でも少し触れていたようにドラムの場合ブレーキ内部に水分が入ると回復が遅いです。
それと覆いかぶさっているので放熱性も悪くフェード現象が起きやすいのもおおきなデメリットですね。

このようなふたつの違いから安定した制動力を得るために前輪はディスクブレーキ、
パーキングなどに強い制動力を得るため後輪にはドラムブレーキを採用している車両が増えていますね。

みなさんのお車はどちらのブレーキが使われているか知ってますか?
何だか今日は長ったらしい文字だらけのブログになってしまいましたね。

コピペはしてませんよ、すべて手入力してますからね。ではこの辺で。

 

 

 

 


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