た、たけぇー、、、

た、たけぇー、、、

風が強くていくら掃除をしても枯葉が飛んでくる。
くそぉ、、悔しい、、、

さて、本日のブログと行きましょうか。我々タイヤフィッターはR35GT-Rのタイヤ交換が得意というお話はたくさんさせて頂いてますね。
そんな日本が誇るスーパースポーツカーであるGT-Rについて面白い記事があったのでご紹介。
2014 Nissan GT-R Nismo

日本を代表するスポーツカーであるGT-Rはやはり速さも世界中が認めていますね。
しかし、スポーツカーにしては車重が重たいほうですね。
サーキットなどで物凄いスピードで駆け抜けるGT-R、他のスポーツカーに比べ重たい車重のスピードを止めるのは容易ではありませんね。

そんなGT-Rはどのようなブレーキを使用しているのでしょうか。
果たして他のスポーツカーと何が違ってくるのでしょうか。

GT-R

まず初めに、ブレーキキャリパー。
みなさんも聞き覚えがある方もいらっしゃるかと思いますが、ブレンボ製の対向ピストン式ブレーキキャリパー。
こちらはアミノモノブロック構造にすることで軽量化、剛性向上を図っています。
ピストンの数はフロント6ポッド、リヤ4ポッドとする対向ピストンキャリパーは高速域からでも確実な制動力を発揮してくれます。
また、フロントキャリパーは開口部を補強するダブルタイロッド採用によりキャリパーの変形を抑制しています。

続いてこのキャリパーの固定方法。
通常だとタイヤの車輪軸に対し平行に挿入したボルトで固定するのが一般的ですがGT-Rは車輪軸に対し垂直にボルトを挿入して固定する3点ラジアル固定方式を採用しています。
これによって制動時のキャリパーのわずかな動きも抑制することができます。
そしてこの強力な制動力によって生み出される超高温エネルギーを放出する為、ピストンラジエーターを採用し冷却性能を高めています。

ちなみにこちらのキャリパーの参考価格は
フロント 1個 160,000円   リア  1個  120,000円  だそうです。

続いて、ブレーキパッド。
こちらは寒冷地雪上走行やサーキットアタックまでおよそ-40℃~1,000℃という温度範囲で安定した制動力・耐フェード性能・耐摩耗性能を実現するため鉄分を多く含んだ高剛性はいスチールブレーキパッドを採用。
セラミックブレーキシステムと同等の性能を実現しています。
また、パッドの有効面積は110c㎡とスーパーカーの中でも最大級!さらに、パッドの座金の厚みを一般的な5.5㎜から7.5㎜にすることで高剛性化しペダルフィーリングも向上。

ちなみにこちらのブレーキパッド、参考価格は
フロント 1台分120,000円  リア 1台分 80,000円 との事。

では最後にブレーキローターです。
これはGT-Rの特徴であるプレミアム・ミッドシップパッケージ(前後重量配分の良さ)の生かし前輪荷重のみでなく後輪荷重にも有効に制動性能に利用する為、前後同径である380㎜系の超大型ディスクローターを採用。
そのほかにも、フロントにはアルミ製のベルハウジングを使用しバネ下重量を軽減、初期制動を高めるドリルド構造、
優れた冷却性能と高負荷時のクラック性を備えたダイアモンドピラーのベンチレーテッド構造、制動性能を安定させる2ピース分割構造によるフルフロート式
などなどレーシングカーの特徴をそのまま受け継いでます。

はい、お決まりの参考価格ですが
フロント 1個 105,000円  リア 1個 90,000円 ということです。

ブレーキだけでもやっぱりかなりレーシングスペック!
そして価格も恐ろしいですね、、憧れる車なだけあってやっぱり手が出せません(笑)

こうして見ることによって日本の技術というものが素晴らしいものと再認識できますね。
みなさんもご自身のお車のことを調べてみると実は知らなかったってことも見つかるかもしれませんよ!

ではでは、本日はこれで。

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