低すぎ?高すぎ?

低すぎ?高すぎ?

昨日のコンさんのブログ初々しいかったですねぇ~!
おれも地道に一歩ずつかんばろう!
って内輪話はここまでにして・・

みなさんこんにちは!今日も元気にブログ更新します。
今日のテーマはこちら!タイヤの空気圧についてです。
以前ブログでもまめに見ましょうねとアプローチさせてもらっていますが、今日はもう少し
掘り下げていければなぁと思います。
所々ネット等引用しておりますのでご了承ください・・・。

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我々は常日頃空気圧管理が重要ですとお伝えしております。その点でまず一つ・・
空気圧は低すぎるとどうなの?
低すぎるとその分だけタイヤは変形し、たわんでしまいます。
そのまんまですね・・。なぜたわむのがダメだというと、適正空気圧であればちゃんと真円に近い状態で転がってくれる為しっかりとトレッドの部分が路面にキャッチしてくれます。タイヤは真円状態に近ければ近いほどパフォーマンスを発揮してくれますので低すぎてしまうとせっかくのパフォーマンスを発揮しないまま、路面への接地面積が大きくなるため、偏磨耗を起こしやすく、さらには燃費にも影響してくる可能性もあるのです。

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そして二つ目。
高すぎるとどうなの?
確かに高ければ接地面積も小さくなりますし、燃費も向上する可能性もあるでしょう。
しかし路面への凹凸の反発がえらいすごいことになり、乗り心地が悪くなる。
トレッドが異常に盛り上がってしまい、接地面積も小さいのでグリップ力も落ちる、さらにはこちらも偏磨耗の要因の一つになるでしょう。

しかしながら、タイヤは低圧で走るより高圧で走った方が上の文章だといい気がしませんか?
だってタイヤの一番の敵は低圧によりタイヤがたわんでしまうこと。たわんでしまうと内部剥離を起こし、最悪の場合はバーストする危険性が高くなる。以前にもパンク関連でのブログ、中古タイヤ関連のブログでもあげさせてもらいました。
だったら高い方がいいじゃん!・・違うのです。高すぎるからダメなのです。

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空気圧が高めでタイヤの変形が少なければハンドル操作の反応が早くなったり加速も良くなるように感じることも多いのですが、空気圧が高すぎると反発が大きくなる為タイヤが固くなる。
固くなると適切なグリップ力を失う・・というようにある程度弾力があってこそグリップ力が発揮できるのと、路面の凸凹をある程度吸収しながら進んでくれた方がタイヤは適切に転がるのです。そして高速回転時には熱も加わります。タイヤの空気の中の水分が膨張しますのでさらに圧が高くなり最悪バーストへの遠因にもなる可能性があります。

以前最後まで使いきるのがエコというテーマでブログをあげました件と非常に類似していますが、やはり空気圧は総合的なバランスで見ると適正空気圧をいかに保てるかだと思います。
タイヤのパフォーマンスをしっかりだしてあげることもまたエコなのかも知れません。

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我々はタイヤ交換を行った方に空気圧設定を高めで調整しております。なぜかというと新品の場合、車に装着してから走ると摩擦によりタイヤに熱が加わります。その際にタイヤの体積も若干大きくなるため空気圧が変動する傾向があるからです。その際、規定の空気圧よりも下回ってしまうとタイヤに対する負担が大きくなってしまうので一割増の空気圧で設定をさせてもらっています。
中古タイヤについても一定期間置いてしまうとゴムが多少硬化してしまうのでなじんでくるまでやはり空気圧の変動が多少ありますので若干高めに設定をしています。(あくまで状況によりけりです。)
ゴムがなじんでくればご自身で適正空気圧を保つもよし、上記のメリットデメリットを踏まえてあえて自分の空気圧を決めるのもよし(大げさに高いのと適正より低いのはNGですよ~)。我々が推奨する一割増で乗ってみるのもよし。オーナー様のカーライフに合わせて空気圧管理をしていただきたいと思います。