ビード落ちに関するお勉強。

ビード落ちに関するお勉強。

みなさん、こんにちは。
学生の方は今日で終業式というところも多いのでは。新たな学年や新生活を迎えることを考えるとワクワクですね。

 

桜の開花も発表されましたし、今週末は良いお花見日よりになりそうですね~。
さてさて、
話はかわりますが、この画像を見てもらいましょう。
※ラリードライバーのケンブロックさんの写真になります。

レース中にタイヤが踏ん張っている瞬間をとらえた画像です。タイヤが地面に接地している面を見るとよれているのが良くわかります。
とてつもない力が加わっていないと、ここまでよれることはありませんね。
この力に耐え切れなくなると、ビード落ちという現象が起こります。
※密着部分が外れてしまうこと。

レースでもめったにトラクション等の力でビードが落ちることはありません。

 

なので、タイヤの部位でいうビードの役割がとてつもなく重要となります。
正直適正サイズを装着して、普通に乗っている方には全く無関係の話 (苦笑)
当ブログでも何度かお話をさせていただいております「引っ張りタイヤ」でこのビード落ちの現象が起こりやすくなります。

 

ホイールの太さに比べ、タイヤのほうが細い場合、通常のタイヤ形状を無理やりエアーの力で引っ張っることで、車高を下げたお車のセッティングを取りやすくする狙いがあります。
人間でいうと開脚しながら走っている感じですかね??
しかし当然エアーをパンパンに充填しておかないと、徐々にタイヤが元の形に戻ろうとしますので、横方向の力が加わった際に、力に耐えられず破断します。
タイヤは使い方によっては過酷な道を走っているのですね・・・・  なんて。
我々タイヤフィッターではあまりにも過度な引っ張り形状になることが想定された場合はお断りをしています。
タイヤのサイズとホイールのサイズをお伺いすれば想定できるスタッフばかりですので、一度お問い合わせいただければと思います。
作業する側も正直危険ですので・・・・・・・
今日はこんな感じで・・・・

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