バーストしないように
『風!』 今日は本当にこの一言に尽きますね。
強すぎる風の影響で普段の3倍は疲労がたまりますね、、、苦笑
さて、ではブログ。
最近立て続けにこのようなタイヤを作業。
どんな状態かと言うと、バーストしてほんの少し走行した事で相当な負荷がかかり
ビード部分がタイヤ本体と分離してしまった状態です。
これもバーストして内部構造が丸見え状態ですね。
どちらも言えるのが低偏平タイヤと言うこと。
1枚目のタイヤが275/30R19
2枚目のタイヤが295/25R28
低偏平タイヤは通常に比べ空気圧の設定がかなりシビアになってきます。
純正サイズを装着の場合は車両に記載されている基準の空気圧通りに設定をしていれば問題はありませんが、
低偏平になる場合、通常よりもかなり高めの空気圧設定が必要になります。
また、タイヤには空気圧の限界値があり、多くの場合このように
MAX PRESS と言うようにタイヤのサイドウォール部分に記載されています。
この数値以下で低過ぎない空気圧設定を常に維持していなければいけません。
低偏平タイヤはサイドウォールのたわみも少ないため空気圧が低くなった状態でも
普段と見た目があまり変わらないので、こまめにゲージでのチェックが必要になってきますね。
そしてもう一つのバーストの原因がセパレーション。
これは低偏平タイヤの場合、縁石などに乗り上げた際に通常よりも高い確率で起こります。
内部剥離を起こしている為、そのまま気付かずにしばらく走行してしまうと耐え切れずにバーストしてしまうこともあります。
見た目はやはりかっこいいですが、こういった部分を注意しないと大きな事故につながってしまう可能性もありますので