歴史的なところ。。。

歴史的なところ。。。

皆さんこんにちは!
昨日のブログで、【何でゴム?】という感じでご紹介いたしましたが、今回はもう少し掘り下げてご紹介を!
先ずはゴムになる前!木製や鉄製のタイヤ(この頃はタイヤというより、車輪)
もちろんまだ自動車なんて存在する前です。
【紀元前3000年ごろ】!!(すっげー昔!笑)
 人類最古の陸上輸送手段はソリでしたが、そのソリの下に車輪を
付けるということを考えだしたのは、紀元前3000年前のチグリス
ユーフラテス河口域(現在のイラク)に住んでいたシュメール人でした。

 車輪といっても木の板をつぎ合せて、ちょうど酒樽のふたのように
なっているものに軸をつけただけのものだったのですが、それでも
この車輪の登場によって輸送能力は飛躍的に向上しました。

 

【紀元前0年ごろ】
 その後、しばらくの間はシュメール人が開発した車輪が使われ続けて
いたのですが、ローマ時代になってからライン川流域のケルト人によって
その車輪の外周に鉄の輪をはめるという手法が編み出され、タイヤは
鉄製のものへとシフトして行きました。
そしてこれが非常に長きに渡ってこの車輪が使われていたのです。

【1800年ごろ~現在】

ここから車輪(タイヤ)の原料としてゴムが登場してきます。

 最初のゴムタイヤは鉄の輪の代わりにゴムの輪を車輪に
取り付けただけ
のもので、最高速度は30㎞/h!
しかし走るとすぐに摩擦熱で煙が出るような物だったみたいです。

 その後、空気入りタイヤを初めて実用化したのはJ.B.ダンロップ
これは1888年に息子の自転車用として考案したものだったそうです。

 また、空気入りタイヤを自動車に初めて使用したのは、フランスの
ミシュランで自動車の耐久レースに使って当時驚異的なスピードを
叩きだしたことで一気に普及しました。

 空気入りタイヤが世に広く普及すると、今度は耐久性や寿命といった
部分が求められるようになってきて、いろいろな技術的改善が図られる
ようになりました。

現在は各タイヤメーカーの技術競争が激しいですからね!

これからも技術進歩に期待しましょう!!

今日はトリビア的な感じで。。。