ビードブレイク!!
みなさん、こんにちは。
梅雨明けはいつ頃になるのでしょう。今年は梅雨らしく雨模様が続いていますよね。
神奈川県の逗子が早くも海開きをしました。早く梅雨が明けてほしいものです。
さてさて。
タイヤって地面に接地していて結構過酷なんです。でもゴム製品なので思っている以上にデリケート。
いろんなトラブルがあったりするのです。
先日ご来店のお客様のタイヤが「プクッ」と膨れていくおりまして、非常に危険と判断して交換に来られました。
お車も非常に新しくタイヤもまだ新品に近い状態。 縁石かなにかに接触してしまったのではと推測しておりましたが、
お話を聞くと心当たりがないということ。
お客様の話から出てきたヒントが、最近ホイールのカラーチェンジをされたようです。
なるほど・・・・・ (タイヤフィッターのスタッフならピーーーーーンと来るんです!!)
ホイールを塗装される場合、タイヤとホイールを分離させてから塗装を行うのが基本です。
※ビードが落ちた状態で塗装をされる場合もありますが・・・
その分離させる工程で、ホイールフランジとタイヤのビードを剥離させるビード落としという工程があります。
専用の機械でサイドウォールをプレスしてビードをホイールフランジから剥していきます。
タイヤの側面〈サイドウォール)は非常に薄く・弱い部分のため、プレスする場所によってはタイヤを破損させてしまうのです。
今回の件も明らかに損傷を与えてしまったケースです。
サイドウォールの内部構造が破壊されてしまい一部分だけ膨れてしまいます。
サイドウォールの内部構造が破壊されてしまい一部分だけ膨れてしまいます。
「ビード落とし」という作業ですからタイヤのビードに向けて機械をプレスさせなければいけないのですが、ホイールと密接している部分なので、ホイールに接触してしまう恐怖心から遠ざける傾向にあります。
↑他業者さんのお話です。
我々はタイヤ交換に特化したプロ集団ですので、このようなトラブルがあることを常に想定して作業を行っております。
通常タイヤ交換の場合、古くなったタイヤから新しいタイヤに交換するので、この作業(ビード落とし)は古いタイヤにしか
行いません。※廃棄するタイヤとわかっていればあまり気にしないでしょう。
でもタイヤを再使用する場合はこれじゃダメですよね・・・・
慎重にかつ的確にプレスしなければ、今回のようなトラブルがおこります。
タイヤフィッターでは「ホイール交換」や「ホイールリペア等での分離作業」「タイヤの裏組み(裏返し)」なども問題なく対応させていただいております。
※当然タイヤの状況によってお断りするケースもございます。
タイヤの交換やタイヤにまつわるご相談はタイヤフィッターにお任せ!!!
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