タイヤ内部の脇役!!

タイヤ内部の脇役!!

皆さん、こんにちは。
昨日に引き続き雨模様の一日ですね。突然の大雨で冠水した地域なんかもありました。

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大丈夫でしたか??
濡れた路面はタイヤのコンディション次第で大きく変わってきます。最悪の場合事故につながりかねないので、
タイヤの管理はしっかりしておきましょう。
さてさて、
みなさん、タイヤって空気を入れて使うものですよね。
ここ最近では新車装着タイヤでも幅が255とか265など、輸入車に限っては305 315なんて幅もあります。

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ひと昔前では考えられないですよね・・・・
どうしてもこの辺のサイズになると、エアーボリュームを保つためやエクストラロード規格で高い空気圧を充填しなければいけない場合もあります。
するとタイヤはゴムですから風船と同じように膨らみがちになります。
タイヤの中には放射状のスチールベルトやナイロンベルトなど、空気を入れてもタイヤの形状を保つための部材が多く使用されています。
しかしタイヤ幅が太くなればなるほど、合成が弱くなり真中が膨らみがちになり、本来のタイヤの形状を保てなくなります。
ではこの写真を見ていただきましょう。

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タイヤの中を映した写真です。 センターに筋が入っていますが、これが補正下着のような役割をしているのです。膨らもうとする力を「ギュッ」と抑える役目をします。
先程申し上げたように、タイヤ幅が太くなればなるほど、合成が弱くなるので補正下着のような脇役が必要なのです。
※ホントすいません。補正下着っていう表現はいかがなものかと思うのですが、それしか思いつかず・・・・
今日はタイヤの脇役についてのお勉強でした。
でもタイヤは過酷です。唯一路面と接する部品でハガキ4枚程度の面積で1トン以上も有る車両の走る、曲がる、止まるを一手に引き受けている非常に重要な部品なのですから。

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