重要なのだろうか?

重要なのだろうか?

もうそろそろ7月も終わりを迎えようとしています。
さて、7月の最後にはビッグなイベントが待っていますね。

そう、佐野ちゃんの誕生日です。

と言うのは置いておいて毎日のようにニュースで流れてきます、東京都知事選があります。
私は埼玉県民なのですが、やはり直近でいうとオリンピックという重大イベントも控えている為、あまり他人事には思えませんね。

誰が五輪旗を持ち帰るのか、日本国民としてはやはり気になりますね。

さて、では本日のブログになります。
みなさんはこんなマークをご存知でしょうか?

軽点マーク

しばらく使っているうちに消えてしまうのでみなさんのタイヤに残っているかどうかはわかりませんが、、、

これは「軽点」とい呼ばれるものでタイヤ単体の円周上で一番軽い部分となっています。
一般的に認知されているのはこの軽点マークとバルブの位置を合わせてタイヤの組み付けを行うという事ですね。
タイヤの軽い部分とホイールの重い部分(バルブがある為)を合わせることで重量を相殺してあげるという事ですね。

当店でも軽点マークのあるタイヤの場合にはバルブの位置とマークの位置を合わせて組み付けを行います。

しかし、理屈ではバランスが良くなるのですが実際にはそうでもなかったりします。
その理由として、ホイールの一番重たい部分がバルブの位置とは限らないからです。

試しにホイール単体でバランス調整を行ってみると、、、

ホイール

このホイールの場合は写真上部の赤い印の部分が一番重たい部分になります。
バルブの位置は写真上では左側になりますね。

ということは、軽点を重たい部分に合わせると言うのであればこのホイールの場合は赤い印の部分となりますね。

そしてマークを合わせたとしてもバランスがキッチリ合うわけではないので必ず最後にバランス調整が必要になってきます。
組み替える前の状態ではホイール単体での重たい部分が判明していない為、軽点マークはあくまでも目安というだけで必ずしも合わせなければいけないというものではないんですね。

※ブログ用に簡単なバランス調整を行っています。通常時にはアウトサイド側&インサイド側を別々に調整を行います。
タイヤ・ホイールのアンバランスを確認し、ベストな位置でタイヤを組み合わせることでバランスを最適化するミニマイゼーションバランス調整という作業もありますが、これは今度お話しをさせて頂きましょう。

ちなみにこちらのマーク

ユニフォミティマーク

軽点マークに似ていますがこちらは「ユニフォミティマーク」と言います。
こちらは重量ではなく、タイヤの均一性を表すサインとなります。

簡単に説明をするとタイヤの外周が一番広い部分にこの赤いマークがつき、
ホイールの外径が一番小さい場所に白いマーク(青いマークの場合もあり)がついており、
このマークを合わせることでより新円に近い状態でタイヤを組みつけることができます。

しかし、現実として一部の車種にしかホイールの白いマークはついていない為、合わせることは難しいと言わざるをえませんね。
また、ホイールの精度・タイヤの精度はどんどん上がってきているのでこのユニフォミティマークを合わせずともタイヤホイールがブレないことがほとんどなんです。

という事はです、大事なのはマークを合わせることよりもそのあとのバランス調整という事になりますよね。
マークが合っていても、ずれていても、そのあとのバランス調整がキッチリと行われていなければ全く意味がありません。

当店では組み替えた後のバランス調整時には元々張り付いているウエイトも全て剥がし調整をさせて頂きますよ!



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