同じタイヤサイズでも・・・・
皆さん、こんにちは。
今回の台風は東北や北海道周辺に甚大な被害をもたらしました。
被害に遭われた方々へ心からお見舞い申し上げます。
改めて自然の脅威というか、台風の怖さをしりました。
本日は防災の日でもあります。災害などが発生した時の避難場所の確認、話し合いを家族や会社などで
再度確認しなければいけませんね。
さてさて、話をブログに戻していきたいと思います。
これはタイヤフィッターあるあるになるのですが、
近年アジアンタイヤが物凄い勢いで流通してますよね・・・・・ インチアップをしているユーザーさんには
強い味方かもしれません。 有名ブランドで揃えようとすると倍以上の値段がするものもあります。
そんな輸入タイヤですが、タイヤメーカーによってタイヤの骨格や寸法は様々。
本来タイヤというものは、自動車部品の中で唯一均等性が無い部品でありながら、重要性の高い部品。
今まで装着していたタイヤが国産タイヤ もっと細かく言うと グッドイヤータイヤLS2000を装着していたとしましょう。
(LS2000は比較的細めの設計)
タイヤ交換時期を迎え、アジアンタイヤのブランドを購入しました。
全体的に輸入タイヤはガッチリタイプのタイヤが多く、太くて幅広の設計で作られています。(全部が全部ではありません。)
なのでいざ交換が終わると、今までと同じサイズなのに、大きく見えたり、場合によってはボディに干渉していまったり、という
状況も想定できます。
ここで今日のポイント!
覚えておいていただきたいのが、タイヤサイズは同じでも各タイヤメーカーによって、設計・タイヤ自体のデザイン(リムガード等の有無)・寸法が違います。
タイヤを組替える立場からお話しすると、サイズから考えると普通の組み合わせなんですが、いざ組み付けを行なおうとすると、
タイヤの寸法が大きいので、こんな状態になっちゃいます↓
ホイールが細くて、タイヤが太い状況になるので、無理やり入れ込むような形になるので、このような状況になります。
最悪の場合、タイヤがホイールへ均等に収まらない為、エアーが溜まらない可能性がございます。
ホイールのサイズとタイヤのサイズが極端におかしい場合はお断りするケースがございます。あらかじめご相談下さい。
タイヤフィッティングはホントに奥が深い・・・・・・
ではでは。