安全の為の提案(ハブリング編)

安全の為の提案(ハブリング編)

みなさん、こんにちは。

 

朝から半袖だと少し肌寒い気候でしたよね・・・もう秋を感じてしまいます。

それにしても夏を振り返ると、今年は言われていた程暑い夏ではなかったかな??と個人的には

思ってしまうのですが。みなさんはどうでしたか??

 

大学生なんかは昨日くらいまで夏休みなってところもあったようで・・・・ 完全に学校行く気なくします(笑)

 

 

先日もご報告いたしましたが、来月10月3日にタイヤフィッターの新店舗「タイヤフィッター府中店」がOPENいたします。

 

距離的には横浜都筑店と武蔵村山店のほぼほぼ真ん中付近のエリアになります。(若干武蔵村山店よりですが)

 

なので今までご利用いただいていたお客様もよりご来店しやすくなったのではないでしょうか。ちょうど冬のシーズンへの準備期間と

 

なりますので、タイヤご購入のお問い合わせや、保管サービスのお問い合わせなど、親切、丁寧なスタッフがご対応させていただきます。

 

作業予約サイトも開設しておりますので、まずは「タイヤフィッター」で検索!! お願い致します。

さてさて、昨日は「ジュラルミンナット」は危険ですよ!鉄製ナットに替えましょう なんてご提案・注意喚起をさせていただきました。

本日も足回り周辺で見落としがちな危険部分のご紹介??紹介って変ですね(苦笑)

 

以前も当ブログにて幾度となく投稿させていただいている「ハブ径」についてです。まずは「ハブ径」?? なんだそりゃ って方のためにそこからお話しを致します。

車のホイールを固定する際に車側中心部分に丸く突起した「ハブ」という部品がります。

 

※正確にいうとハブはホイールを構成する部品や部位ではなく、車体構造の一部としてホイールを固定する部品を指す場合が一般的と言われています。

 

このハブは車のメーカー、車格によってサイズが異なります。ホイールの取付に重要な部分となります。なにが重要なのか・・・・

 

 

この「ハブの直径」と「ホイール側のハブが収まる部分の直径」がピッタリ同じでないと本来はNGとされています。(新車装着用にホイールは当然ですがピッタリです)

 

しかし車のドレスアップに欠かせないのが、ホイールを社外ホイールに変更するという選択。ここまでは良いんです。

 

ですがハブ径まで気にされない方が多くいらっしゃるんです。

社外ホイールは様々な自動車メーカーのクルマにも対応できるよう、「ハブが収まる部分の直径」が大きく切削してあります。(汎用性をもった直径です)

正直な話をすると、大きく切削してあるので車への装着は可能です。そうなんです。国産車の場合ハブ径が合ってなくても装着できてしまうのです。

 

この状況はあまり良くないです・・・・・」

ハブでホイールセンター〈中心)をだしているのです。中心にタイヤホイール装着されていなかったらクルマはうまく走行できませんよね???

本来はハブにピッタリホイールが収まっているので、路面からの突き上げ・衝撃もスムーズにサスペンションへと伝達できますが、ハブが合っていないとスタッドボルト・ホイールナットで

車両へ強制的に付けているイメージになるので、スタッドボルトへの負担が増大します。路面からのショックをスタッドボルトで吸収しつづけると、場合によっては折れます。

もともと余計な負担がかかってはいけない部分なのです。

 

 

そこで登場するのが、「ハブリング」といわれる重要部品。 簡単に言ってしまえば、リングの内側は「車両側のハブ径」・外側は「ホイール側のハブが収まる部分の径」

うまくハブ付近の隙間を埋めてあげることができる部品なのです。

ですがこの部品も正しく装着してあげないと意味がありません。リングの精度にもよりますが、少しでもグラつきがあれば、付けていないのと同然。

 

 

そんなシビアな部品でもあるんです。「ハブリング付けてるよ!!」って方も機会があれば今度確認してみてください。

 

 

 

一部情報ではハブ径が合ってなくてもホイールナット(テーパー)4個または5個で均等に締め付ければホイールセンターは出せます!! みたいな情報がありますが、

これは絶対ないです。いくらナットで均等に締め付けていたとしても、路面からの突き上げや衝撃によってズレが生じます。これがハンドルブレや車体ブレにつながる原因となります。

 

 

長々と書いてしまいましたが、ご理解いただけましたでしょうか。

 

社外のホイールを装着している方で、「ハブリングはまだ」という方は是非ご検討ください。

 

 

 

ではでは。今日はこの辺で。

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