違いが分からない?
台風が東京にもかなり近づいてきましたね。
その影響で現時点でも結構強い風が吹くので雨がピットにどんどん入り込んできます。
屋根があるのにびしょびしょになってしまうこの天気どうにかなってほしいものです。
さて、この雨の影響もありますが日に日に肌寒くなってきていますね。
自宅でエアコンも使用しなくなり、シャワーの温度も38℃から40℃に変更したほどです。
そう、どんどん冬が近づいていくわけですね。
武蔵村山店にとって冬は試練。
常に台風かと思うような豪風が吹き荒れ、寒いというよりは痛みを感じる季節です。
冬の時期が近づくと言えば我々がお話しするのはもちろんスタッドレスタイヤのお話です。
昨年使用していた物を使用する方もいらっしゃれば、すでに交換を検討しているかたもいらっ
しゃるかと思います。
そんな交換を検討されている方、みなさんはどのようなタイヤをお求めですか?
新品のスタッドレスタイヤ? それとも中古のスタッドレスタイヤ?
普段から注意喚起を行っていますが、本格的な冬の時期に入る前に今回もう一度お話しをさ
せてもらいますね。
まず、どちらがいいのかですが、それはもちろん新品のスタッドレスタイヤを購入出来ればそ
れが一番安心でしょう。
しかし、中古のスタッドレスタイヤを購入することが間違いと言うわけでもありません。
まだまだ溝が残っている状況で年数もそこまで経過していない中古タイヤもたくさん市場には
出回っています。
しかし、中には、ビード部分が欠けていたり、パンク修理が治っていなかったり、空気を入れ
るとセパレーションが起きていたと様々な使用不可な状態の中古タイヤもあります。
今の時代、インターネットで購入できてしまう時代なので自分の目で確認ができない為、購入
して届いてからでないとタイヤの状態が分かりません。
急を要している場合、そんなタイヤが届いたらさらに交換するタイミングが遅くなってしまいま
す。
また、場合によっては返品ができない場合もあるので金額的にも損をしてしまいますね。
そしてもう一つ、スタッドレスタイヤの場合には摩耗の状況を確認した時に、夏タイヤよりも判
断がしにくい点というがあります。
これがどういうことかと言うと
並べてあると判断もつきますが、ご覧いただいた写真の通り新品のタイヤと40%摩耗してい
る状態のタイヤで大きな違いを判別することが難しいですね。
スタッドレスタイヤの場合、溝の深さが50%以下になるとスタッドレスとしての使用限度を表す
プラットフォームというサインが出現します。
タイヤの使用はできるけど、スタッドレスタイヤのしては性能は発揮しませんよ!というサイン
ですね。
上の写真がもう少し摩耗すると使用限度に達します。
つまり、写真などで溝があると判断はしたけど実際は意味のないスタッドレスタイヤを購入し
てしまった!なんてことにもなりかねません。
使用によって摩耗や硬化し、発揮できる性能が低下した中古タイヤよりも
発揮できる性能そのままの新品タイヤを購入するのも一つの考え方かと思います。
スタッドレスタイヤの購入を検討されている方は是非参考にしてみてくださいね。