ホイール再塗装!

ホイール再塗装!

昨日のブログは自己紹介ということで初々しい感じでしたね(笑)一つ一つの仕事をしっかりと丁寧にやっています吉田君です。今後ますます活躍してもらいたいと思います!

 

さて、今回のテーマはホイール塗装についてです。我々タイヤ交換を仕事にしておりますので日々いろんなホイールを触るのですが、写真をご覧ください。
e0287007_174546
タイヤをホイールから外した状態なんですが、注目すべきところはココ。
e0287007_1743252

これ塗料が剥がれてしまっているんです。我々もびっくりです。これ何が問題なのかというとタイヤを組み付ける時にエアーを入れますね?
その時にビードと呼ばれる部分がホイールリムにぴったり上がる形でエアー漏れを防いでおります。・・・もうお分かりですね(笑)

e0287007_1751268
しっかりと下地処理を施していない塗装はタイヤの内側にもこんな状態で塗料が付いてしまってます。
いくら塗料膜が薄いとはいえ、ホイールとタイヤの勘合面にこういうものが挟まっていてはエア漏れして当然ですね。耐えられなくなった塗装は剥がれます。そうなっていくとビードとリムの間に異物が挟まっている状態になる。そうなるとエアー漏れの原因になってしまいます。
あともう一つが、塗料が剥がれるということはそこの一帯の弱くなっている塗料ごと剥がれる危険もあります。
タイヤ交換をする際、ビードをまず落とさなきゃいけませんのでブレーカーと言う機械を使って落とします。これが結構な衝撃なのです。それぐらい強い力(圧力)をかけてぴったりくっついていますのでこれを落とす時、弱くなっている塗装一帯は簡単に剥がれていってしまいます。つまりどうあがいても剥がれにつながってしまうのです。

e0287007_1741740

我々としても最善の対処はさせて頂いておりますが、こればっかりはどうしようもできません。ですので再塗装ホイールの場合、アナウンスを一回かけさせてもらっております。しかし、お客様の中でもこれなら大丈夫だよという方もいらっしゃいます。もちろん!しっかりと分かっている方もいらっしゃいます。・・・が、お分かり頂いてない方もいらっしゃるのです。

 

車のドレスアップでホイールの色を変えたいこともあるとは思います。しかし、塗らないところは塗らない、塗るところはちゃんとした下地処理をするということをしっかり守った上で塗装を施していただければと思います。

 

本日はこの辺で。

 

この記事のコメント

人気記事

    まだデータがありません。