ランフラットタイヤとは?
万が一パンクなどのトラブルによりタイヤの空気圧がゼロになったとしても、一定の速度で一定の距離を走行できる“ランフラットタイヤ”をご存知でしょうか?
今回はパンク事故の救世主とも呼べる“ランフラットタイヤ”についてまとめました。
ランフラットタイヤにはこんなメリットが!
ランフラットタイヤとは“タイヤがパンクしても時速80キロまでのスピードで約80キロ走行できる”タイヤのことです。
このタイヤの最大の特徴は「安全性」です。
走行中にタイヤがパンクしてしまったら、空気圧によりパンクを感知する「タイヤ・プレッシャー・モニタリングシステム」(TPMS)により、警告灯でパンクしたことを表示してくれます。
高速道路などで車外に出てタイヤをチェックするのは危険が伴いますが、車内にいながら警告灯で確認ができるので、非常に安全です。
ランフラットタイヤなら、万が一タイヤがパンクをしても、揺れをおさえて一定の速度で近くの修理工場までそのまま移動できるので、慌てず落ち着いて行動できます。
また、スペアのタイヤを積んでおく必要がないので、車内スペースをより有効に使えます。
これにより車の重量も軽くなり、低燃費化も期待できるでしょう。
ランフラットタイヤのデメリットは?
このように、さまざまなメリットがあるランフラットタイヤですが、デメリットもいくつか存在します。
- ・乗り心地が硬い
ランフラットタイヤは万が一パンクしてもつぶれないようにするため、タイヤゴムの弾力性がとぼしく、重量もノーマルタイヤよりあります。
そのため、段差通過時のショックが大きいなど、乗り心地が若干硬めになります。
とはいえ各メーカーの技術により、発売当初よりも乗り心地は徐々に改善されているようです。
- ・値段が高い
ランフラットタイヤは通常のタイヤと比べ、10~20%以上の価格差があります。
また、交換作業には特殊な技術や工具も必要なので、工賃も高くなる傾向にあります。
(当タイヤフィッティングサービスなら通常工賃+¥2,000でお取り付けしております)
- ・修理が不可能で交換のみの場合も
パンク後に一定の距離を走った場合、修理はできず、タイヤ交換する必要があります。
どの車にも装着できる?
ランフラットタイヤはTPMSを搭載している車でないと、パンクの感知ができません。
搭載していない車に装着することは可能ですが、セットでの使用がのぞましいでしょう。
■関連リンク:TPMS(タイヤ空気圧監視システム)とは?
タイヤ持ち込み交換なら「タイヤフィッター」
今回は「ランフラットタイヤ」の特徴をまとめました。
ランフラットタイヤの持ち込み・交換をお考えなら、当タイヤフィッティングサービスへご相談ください。
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